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宮城県復興応援ブログ ココロプレス

「ココロプレス」では、全国からいただいたご支援への感謝と東日本大震災の風化防止のため、宮城の復興の様子や地域の取り組みを随時発信しています。 ぜひご覧ください。

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写真 「19年連続 生鮮カツオ水揚げ日本一」に向けて、気仙沼では生鮮カツオ水揚げが順調です。「今年はとりわけ脂が乗っている」と関係者の表情もほころんでいます。
2015.7 ~宮城県震災復興推進課~
2013年4月24日水曜日

2013年4月24日水曜日19:06
こんにちは、Chocoです。
関東方面の桜が散り始める頃、ようやく、東北の地にも春が来ます。
牡鹿半島や、雄勝に向かう山道から見える桜の木にもきれいなピンク色の花が咲いています。


苗木を植える作業日の1週間ほど前、以前紹介したNPO法人スマイルシードの理事長・黄本富士子さんから、「山桜の木を植える」というお話を聞いて、東松島に駆け付けました。

黄本さんとスマイルシードのスタッフとで打ち合わせ中


今回、参加していたのは、新潟県から来た「越後愛届け隊」の皆さんです。
「私たちの愛を少しでも多くの被災者へ届け、その癒えない痛みを少しでも共有し、ともに復興していきたい」という気持ちを込めて名付けた「越後愛届け隊」は、2011年7月に結成されました。

隊長の倉田智浩さんは、新潟県十日町市で旅行代理店に勤め、ボランティア活動のツアーを組み、2カ月に1回のペースで被災地へ足を運んでいます。

参加者は、約1年半の活動で延べ400名に上り、年齢層も幅広く、リピーターも多いです。また、親子で参加する人たちもいて、これをきっかけに絆が深まったという声も多くあるそうです。

以前は瓦礫撤去などの作業を中心としていましたが、活動から1年が経った昨年の7月から、「NPOスマイルシード」のプロジェクトの一つである「森と海がはぐくむ人材育成〜ともに歩む未来〜」の活動に参加し始めました。




大きな桜の苗木を皆で力を合わせて植えている様子
大人8人以上で持つほど重くどっしりとした桜の木です。




木花が植えられたのは、東松島市宮戸(奥松島)、石巻市渡波にある明神社、石巻市小渕浜(牡鹿半島)の3カ所です。

「今では瓦礫撤去のような活動こそなくなりましたが、これからは『心』を長く寄り添っていくために私たちの『愛』がまだまだ必要です。その形の1つが『お花』だと思っています」と、倉田さんは現在活動している想いを語ります。

作業中に地元の人たちが皆さんの作業を眺めていました。


そして「ありがたいねー、ここは津波で何もなくなってしまって・・・。お花が咲くのが楽しみですー」とお話していました。

「笑顔の種をまこう」
越後愛届け隊&NPOスマイルシード黄本富士子

今回のスマイルシードのメンバー
いつも素敵な笑顔をありがとうございます


最後に入念に木々に言葉を掛ける参加者も



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花にはそれぞれ花言葉があります。
山桜には「あなたに微笑む」という意味があるそうです。
しかし、花言葉以上に、たくさんの人々の温かい想いが津波の被害に遭った地に吹き込まれます。


これから石巻や東松島にもようやく春がやってきます。
花が一番心地よく咲く季節です。

桜も咲き始め、1年後、2年後・・・と若い桜の木は年が経つにつれてたくましく育ちます。それらは年を取るにつれて、立派な花を咲かすことでしょう。

「NPOスマイルシード」の皆さんと共に、「越後愛届け隊」の皆さんの活動はこれからも続きます。


この1週間後、石巻市渡波の明神社でも植樹が行われました。
その模様は、また日をあらためて。


桜の木への想い
http://kokoropress.blogspot.jp/2013/04/blog-post_27.html

(取材日 平成25年3月24日)

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<新潟県内にお住いの読者の皆さんへ>
「越後愛届け隊」では第15弾の活動への参加者を募集中です。
 活動日   5月18日(土)~19日(日) 1泊2日
 活動場所 石巻市網地島(石巻港からフェリーで1時間20分の離島です)
 活動内容 植樹、海岸清掃など

 詳しくはこちら(募集案内のPDFです)
 http://www.kyoritsu-kanko.jp/osusume/images/20130423/volunteer.pdf